4/3型から組み立てた一眼レフ
私がフォーサーズに入ったのはE-300がきっかけでした。平らな形の一眼レフに惹かれて手にしたものの、レンズを揃えていくと、ボディの形だけでなく規格そのものが面白くなってきます。オリンパスとコダックが提唱したフォーサーズは、4/3型センサーに合わせてレンズのマウントや画像を結ぶ範囲を定めた規格です。35mmフィルム用のレンズをそのまま前提にする一眼レフとは設計の出発点が違います。
センサーの撮像範囲は代表的な機種で約17.3×13mm。長辺と短辺の比がおおむね4:3なので、横位置でも上下の余白を取りやすい形です。ファインダーで覗いたときに、縦に伸びる木や空の面積をどれだけ残すか考えるのも楽しいところです。
望遠と広角を換算してみる
35mm判と対角線の長さを比べると、おおむね2倍の焦点距離が同等の画角の目安になります。たとえば14–45mmの標準ズームなら約28–90mm相当。50mmのマクロなら約100mm相当の画角です。焦点距離そのものが変わるわけではないので、マクロでどこまで寄れるかを知るには最大撮影倍率と距離も確認します。
望遠では画角に対して小さくまとめられる組み合わせがあります。一方でF値が明るい大口径レンズは、口径や重量も大きくなります。機材を選ぶときには、換算焦点距離と、レンズを装着した状態で実際に持ち歩ける重さを一緒に見たいです。
レンズとボディを一緒に確認
E-1やE-300にはフォーサーズ用のZUIKO DIGITALが直接付きます。M.ZUIKO DIGITALはマイクロフォーサーズ用で、名前が似ていてもマウントが異なります。中古で探すときは商品名の先頭から末尾まで読み、ボディとレンズの型番をメーカーの表で照合してください。初期機では、レンズによってボディの更新が条件になる場合もあります。