目次
  1. E-1とE-300の青を一括りにしない
  2. 晴れた日の同じ場所で撮る
  3. JPEGとRAWを分けて比べる
  4. 写真として気に入った条件を残す
  5. 自動設定が色の印象を変える場面
  6. 好みを撮影に戻してみる

E-1とE-300の青を一括りにしない

E-1とE-300は、私がフォーサーズの面白さを知った二台です。E-1は約500万画素、E-300は約800万画素で、どちらも4/3型CCDを採用しました。「コダックブルー」と呼ばれる青が気になるときは、色を一語で覚えるより、どんな光と設定で撮られた青なのかを見ていくと面白くなります。

晴れた日の同じ場所で撮る

同じレンズ、近い露出、同じホワイトバランスで、空と雲、緑か無彩色の建物を同じ画面に入れます。空だけを写すと、青が濃いのか、露出が暗いのかを見分けにくいからです。カメラ内の彩度やコントラストも記録します。雲のハイライトが飛んだ場合は、露出を少し落とした写真も残します。

JPEGとRAWを分けて比べる

カメラのJPEGは、その機種の設定と処理を含む仕上がりです。ORFを同じ現像ソフトで開くときは、自動補正をそろえ、使用したプロファイル名を控えます。機種によって選べるプロファイルが違うため、同じ画面に並べても処理が完全に同条件とは限りません。空、緑、雲、影の順で見て、どの部分の違いが好きかを考えます。

写真として気に入った条件を残す

色の比較で良かった設定は、時刻、天気、露出、ホワイトバランスを一緒に書いておきます。同じ色を別の日に探しやすくなります。レンズとセンサーの違いだけに原因を求めず、露出や処理で再現できる部分を見つけると、今持っている機材でも撮り方の幅が広がります。

自動設定が色の印象を変える場面

日陰の空と日向の建物を同じ一枚に入れると、オートホワイトバランスがどこを基準にしたかで青の印象が変わります。比較する日は晴天の設定を一度試し、露出だけを段階的に変えてみると、青が濃くなった理由を探しやすいです。画面を暗くすれば青だけでなく緑や影も暗くなるので、空の部分だけ見ないことが大切です。

パソコンの画面で比べるときは、写真ごとに表示倍率を変えず、同じ明るさの画面へ並べます。スマートフォンへ送ったものとパソコンの元画像を別々の明るさで見ると、それだけでも印象は違います。違いが気になる一枚は、共有用への書き出し設定も控えておきます。

好みを撮影に戻してみる

見比べた結果、濃い青が好きなのか、雲の階調が好きなのか、緑との組み合わせが好きなのかを言葉にしてみます。青空を広く入れると良かったなら次は空を主役にし、影とのコントラストが良かったなら斜めから光が来る時間を選びます。設定の違いを調べる時間が、そのまま次の撮影の題材になります。

参考資料