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影が落ちる前に光の向きを変える
35mm F3.5 Macroは小さくて気軽に持ち出せる一方、等倍に近づくほどレンズ先端と被写体の間が狭くなります。真正面やカメラの後ろから光が来ると、被写体に自分やレンズの影が落ちることがあります。窓辺で始めるなら、カメラを窓と平行に向け、光が斜め横から入る位置に小物を置きます。
白い紙を近づけて暗い側を起こす
窓と反対側に白い紙を立てると、光が回って影が少し明るくなります。紙を遠くした一枚と近づけた一枚を撮ってみてください。金属のように反射するものは、紙の形が映る位置まで変わります。光を強くするより先に、紙の角度や被写体の向きを少しずつ変えると調整しやすくなります。
等倍を狙う前に、どこへピントを置くか決める
花なら、しべの先端と花びらの模様のどちらを主役にするかを決めます。少し絞れば奥行きは増えますが、シャッター速度が落ちて動きが写りやすくなります。屋外で花が揺れるなら、絞る前にシャッター速度を確保するか、少し離れて倍率を下げます。
机で練習してから屋外へ
置いた葉や小物で、斜光、白い紙あり、少し引いた構図の三枚を作ると、何が変わったか見比べられます。屋外では植物を傷めず、風の止む間を待ちます。光や背景を変えにくいときは、被写体に近づく前に自分の向きと高さを変えてみるほうが早いこともあります。
反射の強い小物は、大きな面を映す
アクセサリーや光沢のある実を撮るなら、明るい点がどこに映るかを先に見ます。小さなライトを真正面から当てると強い光が一か所に出ることがあります。窓の大きな光や白い紙が映る方向へ少し回すと、輪郭と質感が読み取りやすくなります。濃い背景と淡い背景を替えて、主役の縁がどちらで見やすいか比べるのも効果的です。
背景の物を片づける代わりに、被写体と背景の間を広く取る方法もあります。背景に明るい窓が小さく入っていると視線がそこへ向くので、カメラを数センチ横へ移して外してみます。接写ではそれだけで印象が大きく変わります。
一つずつ変えた写真を三枚残す
最初の一枚は窓の光だけ、二枚目は白い紙を追加、三枚目はカメラを少し高くした構図にします。露出を大きく変えずに見比べると、光の回り方と背景の違いを追えます。うまくいった配置は、窓、被写体、カメラの位置を簡単にメモしておくと、次に料理や小物を撮るときにも使いやすいです。