どの方向に変換するのか
最初に確認するのはボディ側とレンズ側の規格です。E-1やE-300で使うフォーサーズ用ZUIKO DIGITALをマイクロフォーサーズに付けるなら、MMFシリーズなど対応するアダプターを使います。レンズの本来の取り付け距離を確保し、電子接点を介してボディとレンズをつなぎます。マイクロフォーサーズ用レンズを旧Eシリーズへ付けるための製品と取り違えないようにしましょう。
「使える」の内訳を調べる
レンズ名を丸ごと確認し、アダプターの適合表で照合します。絞りをボディから変えられるか、静止画AFの条件はどうか、連続AFと動画で使えるかを分けると、購入後の行き違いが減ります。手持ちに防塵・防滴仕様のボディとレンズがあるなら、MMF-3も含めてシステムとして条件を満たすか確認します。旧レンズが重い場合は、持ち運ぶときからレンズ側を支えます。
OM・ライカR用は別の変換
フィルム時代のOMやライカRのレンズは、レンズ側に合う別のアダプターが必要です。私が持っているライカRのズミクロン50mmも、この組み合わせを考えるのが楽しいレンズです。電子接点のないものではAFや撮影情報の記録は期待せず、絞りとピントをレンズ側で操作します。現物では、無理なく回って固定されることと、近距離・遠距離の両方にピントが合うことから確認します。
最初の試写は明るい場所で
電源を入れる前に、レンズとアダプターの固定、接点の状態、干渉の有無を見ます。静物を明るいところに置き、開放から一段ずつ絞りを変え、画像に違いが出るかを確かめます。次に遠い被写体へピントを移し、AFが使える構成なら再現性を見ます。一度に複数の部品を交換しないと、どこで挙動が変わったか追いやすくなります。
購入前に確認する四つの欄
中古のアダプターを探すなら、商品名の「フォーサーズ用」をボディ側とレンズ側に分解して読んでみます。次に電子接点があるか、ロックピンが正常か、必要な前後キャップが付くかを見ます。MMFシリーズのような電子接点付きと、フィルム用レンズを付ける機械式では、ボディからできる操作が違います。
実物を見られるときは、レンズを支えたまま装着し、固定後に過度ながたつきがないかを確かめます。きつい場合に力を掛けて回し切るのは避けます。機械式の薄いリングでも、厚みや精度の差は遠距離のピントに関わるため、近くの小物だけで試写を終わらせないほうが判断しやすいです。
ピント合わせで迷ったとき
電子ファインダーや液晶の拡大表示が使えるなら、まず文字のある静物を拡大してピントを決め、通常表示へ戻して構図を整えます。開放で合わせてから絞ったときに像が変化する場合もあるので、最後に撮影する絞りでも一枚確かめます。ピントの山が分かりにくい場合は、最初から暗い室内を選ばず、明るい窓辺で練習します。